9年目となる小児ホスピス訪問

今年も訪問することができた、イギリスの小児ホスピス。

星になった子どもたちの手形に混じって、チャールズ皇太子の手形も。お忍びでいらっしゃることがあるそうです。

ここでは、子どもたちの最後の夢をかなえるため、ボランティアの方々も家族全員の心身を全力でサポート。

ベッカムに会いたいという子のために、声をかけて来ていただいたことも。最後の時間をガーデンで過ごしたいという子にはホスピスの庭のベンチでお母さんの腕のなかで見守られながらかけがえのないひとときを作る、といったことを行っています。

日英文化季間のイギリスでのフラワーショの時に作った笹の葉と和紙のかぐや姫に見立てたゆれるブーケを、今年も会えたお嬢さんに。意識はないけれど刺激を与えることが大切だからと緩和ケアのドクターの元、一緒に笹の葉を揺らし、奇跡を願いながら今年も慰問させていただきました。

日英文化交流の架け橋に

日英文化季間の認定事業としてのフラワーショーが開催されました。

日英文化季間における日本文化の発信の認定事業として、現代日本の等身大の日本の文化を発信すべく、いにしえから悠久の時を経て根底に流れる精神性をテーマに、花で多角的に表現しました。

終演後は、盆栽スタイルのアレンジメント体験も。実際に触れて親しんでもらうことで、日本文化をより身近に感じてもらえたら。こうした体験のひとつひとつが、相互理解を深めるきっかけとなることを願ってやみません。